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紡ぎ繋ぐこと

ミシン
05 /09 2017
シンガー


G・W明けの昨日は同僚と都内某所に出掛
けることになりました。

妻ケロのいとこの家に眠る、昔懐かしい足
踏みのミシンを搬出するためです。

二階の三畳間に重量級(推定40キロ)の
工業用ミシンが置いてありますが、例え
専門業者でも、一人では不可能でしょう。

本当は休み中に自宅の普通車で妻と伺お
うかと思っていましたが、マメないとこ
が、一筋縄ではいかない旨の事前情報を
知らせてくれていたのです。

中学生時分の記憶が蘇って来ましたね。

寄贈品か何かで学校の家庭科室に搬入さ
れた足踏み式のミシン。

家庭科の先生が移動するときに手を貸した
のですが、ビクともしませんでした。

よって計画変更し、同僚と相応な貨物車で
伺うことになりました。

大汗を搔きながら搬出作業を終え、事務所
に戻ったころには陽が落ちる頃になってし
まったので、その日は事務所に置くことに。

そして一夜明けた今日、ふと気付きました。

仕事用のブログのアドレスの中には(紡ぐ)
の文言を使用しています。

建物調査のお仕事ブログ
http://datalink.tumugu.biz/

仕事用ブログを開設した4年前には、当然
預かるミシンの存在などは知る由もありま
せんでした。

なぜに(紡ぐ)を使用したんでしょうか?

若干こじつけのような関連性ではあります
がまぁいいですか。

搬入搬出のことを想定すると自宅に運ぶ
気にならないなぁしかし・・・

よく見るとガッチリとして質の良さ気な鋳造
架台の美感は実に優れています。

事務所Cafe化改装計画にちょうどいいよう
な感じだし、壊れていないようだから使える
状態にリフォームして講師を迎え入れ、親
子イベントなんてぇのを開催したら楽しいか
もしれませんね。

何なら子ケロに縫製技術を習得させようか⁉

事務所Cafeの内装コンセプトにも妙にマッチ
しているところが偶然にしては怖すぎますね。

まぁ、ぼちぼちでレストアして参りまぁ~す。

父ケロ


灯に誘われて

ミシン
05 /11 2017
188u.jpg

同僚が帰った後の事務所でひとり。

先日引き取ったミシン灯を点けてみます。

(電球の灯はまるで焚火のようだなぁ)

そう言えば生まれ育った団地の台所の灯は
電球でした。

台所に立つ母親の後ろ姿が恐ろしいほど鮮
明によみがえってきます。

湯がいたブロッコリーの湯気と電球の灯が
幻想的な模様を描き出していましたね。

昔の電球は粗悪だったのか、換えても換え
てもよく切れたし、真夏には焼けるような
熱さだった・・・ってぇ、これも熱ぅっ!

早速文明の利器であるLED球に換えてみる
ことにしました。

もちろん電球色でレトロ感をしっかりと継続。

電球交換だけでなく、レストアや調整、そし
て何よりも使い方をマスターして子供達に教
えてやらねば!

この先の将来、子供達の電球の灯の記憶は
このミシンになるんでしょうか。

父ケロ


紡ぎ繋ぐこと②

ミシン
05 /16 2017
シンガー

先日、妻ケロのいとこ宅から引き取った足踏
み式の職業用ミシンは相変わらず事務所で
活躍する日を待っています。

今のところ(仮称)事務所カフェの象徴とし
ての役割が濃厚なので、おそらく自宅に設置
するのは難しいかも知れません。

そんな話を聞いた子ケロはつまらなそうな顔
をしております。

ミシンに関しては無関心のふりをして、意外
にもその日を待ちわびていたのかも。

シンガーキャビネットシンガーキャビネット2

それじゃあもう一台!という訳ではないので
すが、考えがあってオークションで同メーカ
ーのミシンの家庭用キャビネット収納タイプ
のレアなモノが出ていたので落札しました。

同じ足踏み式で、作業台や小物入れ、椅子
などがキレイに収まるものです。

先日いとこから引き取ったミシンと同年代で
やはり1957年に日本で少量生産された60年
も経過する個体です。

しかし出品者にその価値は分からなかった
らしく、ほとんど使われていなかったレア
な状態であったのに6,000円と意外にも安い
のです。

皮ベルト

そして今日、なるべく近場のミシン修理業者
を探し、古くなった革のベルトを買っておき
ました。

ミシンの導入同様で妙な偶然ですが、横浜に
越してきたときに婚姻届けを提出し、暮らし
始めた賃貸マンションのすぐそばでした。

分離1

イモネジを緩め、キャビネットから分離。

ただベルトを交換するだけで終われないの
が私という人間です。

コンセント交換

本体には作業灯がビルトインされていたの
ですが、元々のコードを断線して、欧州仕様
のタイプのモノに交換してあったので、日本
規格のコンセントに繋いでみました。
(もちろんスパークが怖いので電球を外し、
ホコリや汚れを取り、ソケットも磨きます。)

点灯

スイッチをカチンとすると、見事点灯!

OKUSUNという日本のメーカーの電球で
すが・・すごい!何十年も前のものなのに。

こんなところで日本の技術力を見せつけら
れるとは思いませんでした。

キャビネットをリフォームし、キャスターを
付けたら出張イベントにも使えそうです。

どーやらこれも事務所カフェに置くことにな
りそうな予感がしてきました。

しかしまだ諦めるな子ケロ

明日にでも同型ミシンの小型モーター内臓
のポータブルタイプのモノが来る予定だよ!

同じ60年前のものですけど、平気かなぁ・・

父ケロ


(ミシン)新品質概念

ミシン
05 /18 2017
シンガー兄弟 (1)

ここ最近、あまりにも国産品を褒め称えるよ
うなテレビ番組に感化され、すっかりと海外
製品の実力を侮っていた。

だんだんと増えてきた15キロ~20キロくらい
の重量級のミシンたち。

手前の黒い職業用ミシンなんか1907年の
ドイツ製でまだ普通に使えるから驚く。

戦火を潜り抜けて現在まで生きているなん
てすごいなぁ。

これからもガンガン使えるようミシン専門
技師を探し、今日メンテナンスに出した。

シンガー兄弟 (2)

私が出来るのは外装部分のメンテナンスく
らいなのだろうか。

メカの部分がいじれないなんて何だか悔し
い気がするので、どうせなら再生リノベ品
を凌駕するレベルまでに引き上げてみよう。

100年分の汚れや傷をどの程度まで残すか
がポイントになりそうだなぁ・・。

まぁ、やってみようか。

父ケロ


(ミシン)根拠なき確信

ミシン
05 /22 2017
シンガー足 リノベ完了 (1)

この土日。

ラジコを流し、ハケる見通しなど全く確立さ
れていない100年前のミシン台の足をリフォ
ームしていたのだが、本日、全てが完了した。

ここ数日、水洗いをしてみたり、防錆塗装の
乾燥で事務所の外での作業になったのだが、
見知らぬ5~6人の方々に声をかけられた。

皆、ミドルエイジからシルバー層にかけてな
のだが「昔田舎の祖母が・・」のような感じ。

中には触らせてほしいという方なんかも。

想定していなかった事態なので、名刺なんか
1枚も渡せなかった。

その代わり(近々事務所で茶でも飲めるよう
に改装してますので、お子さんやお孫さんと
遊びに来て下さい)と、告知してしまった。

このレトロなミシン台の足が引き寄せた波な
のか、自分自身の表情や眼差しが変わったせ
いなのかは分からない。

しかし明らかに声の掛けやすい環境や雰囲気
は整ってきているようだ。

己れの立てるところを深く掘れ。
そこには必ず泉あらん。


明治の思想家の名言らしいのだが、何だか
とても響くよなぁ・・

父ケロ